MDPIの論文誌Energiesで新しい論文「Robust Scheduling for Pumping in a Water Distribution System under the Uncertainty of Activating Regulation Reserves」を出版しました。
この論文は,需要家である上水道システムから電力系統の需給制御に必要な調整力を提供することを目的に開発したエネルギーマネジメントモデルです。
調整力を提供するために上水道システムの送水ポンプの消費電力を増減させるのですが,そのときくみ上げられる水の量もそれにあわせて増減してしまいます。そこで,調整力を提供して実際に電力需給運用に活用されたとしても,上水道システムにある配水池が満水や渇水にならないようにロバストな運用計画を作成できる最適化モデルを提案しました。
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